たばこ



    1 ばーど ★ :2017/11/23(木) 10:21:11.95


    (出典 news.tbs.co.jp)


    「たばこ離れ」が進むなか、人気を集めるのがニオイの少ない加熱式たばこです。いま、税をめぐる議論で、その増税が焦点の一つとなっています。

    バリスタが入れた本格コーヒーを楽しめる東京・中央区のお店。カフェかと思いきや・・・実は加熱式たばこの専門店です。紙巻たばこのように灰が出ず、ニオイも少ないのが特徴です。

    「火を使わないで吸えるって、すごく安心」(利用者)
    「健康に良いイメージがあったので、加熱式たばこに変えた」(利用者)

    いま、紙巻たばこから加熱式たばこに切り替える人は急増しています。しかし、この加熱式たばこをめぐって、ある議論が浮上しました。

    「えー、とんでもない。吸っている人みんなでデモした方がいいんじゃない」

    税をめぐる議論で、加熱式たばこへの増税が焦点の一つになっているのです。たばこ業界からは・・・

    「急激に大幅に増税ということになると、お客様に大変なご迷惑をかける。断固反対してまいりましたし、これからも反対」(JT 小泉光臣 社長)

    現在、国内で販売されている3種類の加熱式たばこ。この3種類にかかるたばこ税の税率は7.5%から41.8%、

    一方、1箱440円の紙巻たばこの税率は55.7%。加熱式のたばこ税は使う葉っぱの量に応じて課税されるため税の負担が少なくなるのです。つまり、加熱式たばこへの切り替えが進めばその分、税収は落ち込むため、政府は来年度にも税率を引き上げる方向で検討を始めたのです。


    「正直、上げてほしくない」(利用者)

    「たばこ1箱1000円の国とかあるので、もうちょっと課税しても大丈夫かな」(利用者)

    明治時代から5代にわたって葉タバコを栽培してきたこちらの農家。増税で“たばこ離れ”が加速すれば廃業を余儀なくされるといいます。

    「苦しいながらも作っている。一番税金取りやすいから、たばこ。こんな政府はない」(たばこ農家 和田政男さん)

    自民党の議員からも・・・

    「整合性がない。非常にタチの悪い大衆課税だ」(自民党議員)

    消費者と生産者を悩ます増税。政府は年末にまとめる税制改正大綱に盛り込むことを考えています。

    配信11月22日16時26分
    TBSニュース
    http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3218397.html


    【【悲報】人気だから増税?「加熱式たばこ」増税検討、「タチの悪い課税」の声も 】の続きを読む



    (出典 get.pxhere.com)



    1 記憶たどり。 ★ :2017/11/07(火) 19:01:58.41

    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171107/k10011214241000.html

    政府は来年度の税制改正で引き上げを検討しているたばこ税について、
    来年10月から3年かけて1本当たり合わせて3円増税する案を軸に与党との
    調整に入りました。

    一般的なたばこにかけられているたばこ税は現在、一部を除いて1本当たり
    12.2円となっていますが、政府・与党は厳しい財政状況を踏まえ、社会保障などに
    充てる財源を確保するため、たばこ税を引き上げる方針です。

    政府は、増税の影響を緩和するため段階的に引き上げることを検討していて、
    来年10月から3年かけて1本当たり合わせて3円増税する案を軸に与党との
    調整に入りました。

    まずは来年10月にたばこ1本当たり1円増税し、2019年度は消費税率が
    10%に引き上げられる予定のため増税は見送ります。
    そのうえで2020年度と2021年度にそれぞれ1円ずつ増税する方針です。
    1本当たり合わせて3円増税した場合に見込まれる増収は2000億円から
    3000億円程度となる見通しです。

    ただ、たばこ税の引き上げは葉たばこ農家などからの反発も予想され、
    政府・与党は今後本格化する税制改正の議論の中で慎重に議論を進める
    ことにしています。
    たばこをめぐって政府・与党は、火を使わず煙が出ない加熱式たばこについても
    来年10月から増税する方針で、今後検討を進めることにしています。


    前スレ
    http://asahi./test/read.cgi/newsplus/1510031431/
    1が建った時刻:2017/11/07(火) 14:10:31.37


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    受動喫煙問題でさらに大きな火種! スモーカーが愕然とする、新たな“喫煙後30分ルール”とは?
    週プレNEWS

    受動喫煙対策を強化する健康増進法の改正が見送られた。

    6月中旬の記者会見で塩崎恭久厚生労働大臣は「努力してきたが、自民党と合意に至らなかった」として、今国会(6月18日終了)での成立を断念したことを表明したが、その後、「受動喫煙の被害は科学的に証明されている。その対応も科学的に行わなくてはいけない」と強調して会見を締めた。

    だが、この法案見送りが判明して以降、巷(ちまた)では喫煙者の行動を縛る“30分ルール”なるものがジワジワと広がりを見せている。東京都小金井市在住の契約社員の男性(38歳)がこう話す。

    「ウチには生後7ヵ月の赤ちゃんがいます。私は1日1箱ペースでタバコを吸いますが、もちろん家の中は禁煙で、吸う時は外に出ないと妻にシバかれます。これが我が家での今までのルール。でも、6月のある日を境に“タバコを吸った後、30分間は家に入っちゃダメ!”という新ルールができました。それ以降、帰宅後に喫煙する時はタバコとタイマーを持って外に出て、ピピッと鳴ってから家に戻るという日々が続いています」

    一体、“6月のある日”に何があったというのか…?

    「嫁がTVである報道番組を見ていました。私もYoutubeで番組の映像を確認しましたが、ひとりの偉い学者さんが『タバコを吸い終わっても30分間は呼気から有害な物質が出続けている』とコメントし、これに司会の鎌田實さん(諏訪中央病院名誉院長)も『家庭を大切に思うなら、喫煙後30分は家族に近づいてはいけない』と乗っかっていました…。その瞬間から妻の頭の中に“新ルール”ができあがったそうです」

    くしくも5月31日は世界禁煙デーで、その数日後に先述の法案見送りが決定したタイミング。TV各局は受動喫煙リスクを伝えるニュースを流し、『喫煙後30分間は呼気から…』云々のコメントが複数のチャンネルで取り上げられることとなった。

    子供に危害が及ぶ恐れがあるとなれば、子育てママの決断は早い。さらに、ママ友ネットワークの情報伝達は恐ろしいスピードで拡散される。かくして“喫煙後30分は子供(非喫煙者)に近づいちゃダメ!”という新ルールが子育て世帯を中心にジワジワと伝播することに…。東京都杉並区在住の雑誌編集者(39歳)も愚痴をこぼす。

    「ウチの場合はタバコを吸うのは“帰宅する30分前まで”というルールができました。帰宅後は嫁に“口臭チェック”までされます。カンベンしてほしい…」

    突如、降って湧いた“30分ルール”に縛られることとなった喫煙者たちが口をそろえるのは、喫煙後30分は呼気にタバコの有害成分が残るなんて「聞いたことない!」ってことと、「一体、誰が言い出したんだ!?」という恨み節にも似た声。

    そこで、この情報の発信主である産業医科大学の大和浩(やまと・ひろし)教授に話を聞いた。大和氏は官公庁や地方自治体、企業に職場の禁煙化を推進する産業衛生コンサルタントを務めるなど、受動喫煙対策では権威ある研究者として知られた人物である。

     

    ―ご自分の仰ったコメントが波紋を広げています。

    大和「5月、6月は各メディアから月7、8件の取材を受けましたからねぇ」

    ―子育て世帯を中心に、喫煙後30分間は家に入れない人が増え出しているようです。

    大和「それは知りませんでしたが、正しい行動ですね」

    ―受動喫煙のリスクについては、例えば『肺がんの発症率が非喫煙者の1.3倍』など、これまでいろいろと言われていましたが、『喫煙後、30分間は口からタバコの成分が吐き出され続ける』なんてことは聞いたことがありません。

    大和「それが学術論文で初めて発表されたのは2009年で、米国・アリゾナ州立大学の研究者によるもの。比較的新しい研究結果ですから、一般的にはあまり知られていませんでした」

    ―その学術論文はしっかりとしたエビデンスに基づくものだったのでしょうか?

    大和「もちろん。喫煙後、口内の粘膜や衣類に付着するニコチンなどの物質が空気中の亜硝酸と反応し、最終的には『タバコ特異的ニトロソアミン』という発がん性物質に変わる過程が科学的に分析されています。これは喫煙後の残留物から非喫煙者が発がん性物質を吸入する、いわゆるサードハンドスモーク(三次喫煙)の有害性を証明するものです」

    ―タバコの成分が喫煙後30分間、呼気に残るという話は…?

    大和「この研究結果を踏まえて、大学の研究室で喫煙後の呼気に含まれるガス状物質(ニコチンなどのタバコの成分)の濃度を測定したところ、喫煙前の通常の状態に戻るまでに最短でも30分必要であるとの結果が出ました。繰り返しになりますが、このガス状物質は空気中で化学反応を起こして発がん性物質に変わる。つまり、喫煙後30分は呼気による三次喫煙のリスクが残るということになります。

    三次喫煙はタバコの煙を直接吸い込む受動喫煙(二次喫煙)に比べれば健康被害のリスクは小さいものの、ぜんそくや化学物質過敏症の患者に対しては発作を誘発し、中には『安心して働くことができない』と退職を余儀なくされた事例もあります」

    会社でオフィス内を禁煙にして喫煙室を設置するのは今や常識だが、それはタバコの煙を遮断する受動喫煙対策にとどまる話。今後、「官公庁や自治体、企業の職場で“待ったナシ”で進む」と大和教授が予測するのは、それよりさらに進んだ三次喫煙対策のほうである。

    ―となれば、“30分ルール”が職場でも…?

    大和「喫煙後30分は職場に戻れないとなると、業務に支障が出るのでそれは現実的ではありません。企業が採り得る三次喫煙対策とはつまり、社内全面禁煙化の徹底です。すでに模範となる動きは出ていて、例えば事務機大手のリコーは15年1月から喫煙所を敷地内から撤廃し、出張先や外出先も含めて勤務時間中は全面禁煙に。禁煙支援のため補助薬や治療費を補助する制度も作りました。

    また、星野リゾートも社内禁煙を進め、入社希望者には面接時に喫煙の有無を確認、喫煙者は入社時にタバコを断つことをその場で誓約しなければ不採用とする方針を打ち出しています。さらに東京五輪に向けて、こうした動きが広がっていくことは間違いないでしょう」

    会社でタバコを吸えず、家に帰っても30分間は締め出される…。今後、ますます喫煙者の肩身は狭くなるかもしれない。

    (取材・文/週プレNEWS編集部)

     



    (出典 news.nicovideo.jp)


    <このニュースへのネットの反応>

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    キャリコネ

    厚労省が6月27日に発表した2016年度の国民生活基礎調査から、喫煙率が初めて2割を切ったと明らかになった。オリンピックを控え屋内の全面禁煙の議論が進む中、世論の「たばこ離れ」が改めて浮き彫りになった形だ。

    20代の喫煙率減少幅は、男女ともトップ 進む若者の嫌煙志向

    国民基礎調査は1986年を初回に毎年実施されている。世帯構成や健康状態、貯蓄額などを明らかにする大規模調査を3年ごとに、その間の年は世帯や所得などに項目を絞った基礎的調査が行われる。2016年度は大規模調査の年だった。大規模地震があった熊本県と、入院中の患者は調査から除かれている。

    20歳以上の男女の喫煙状況は、男女とも「吸わない」が最も多く、男性で58.9%、女性で86.2%だった。「以前は吸っていたが1か月以上吸っていない」と答えた人は、男性が8.0%、女性が2.4%だった。

    男女合わせ、全体のうち「毎日吸っている・時々吸っている」を合わせた割合は19.8%と、調査開始以来初めて2割を下回った。

    本数や頻度に関わらず「喫煙している」と答えた割合を性別・年齢別に見ると、男女とも30歳~49歳の層が最も高い。しかし、割合の数値自体は年々下降傾向にある。2001年の調査では同じ年代の喫煙率は男性が55~58%、女性が17~19%程度だったのに対し、今回の調査では男性が約40%、女性が13~15%だった。特に男性の喫煙率の数値が大きく減少していると分かる。

    20歳~29歳という若い層でもこの傾向は顕著で、2001年と比べて下がり幅が最も大きいのもこの世代だった。減少幅は、男性が24.5ポイント、女性で12.5ポイントだった。

    ヘビースモーカーの割合も過去10年で最少に

    ヘビースモーカーも減っている。2015年の国民健康・栄養調査によると、喫煙習慣のある者のうち、1日に21本以上タバコを吸う人の割合は10%で、男女別では男性12.4%、女性2%と、どれも過去10年のうち最も少ない数値を記録した。

    たばこをやめたいと思う人の割合は27.9%で「男女とも有意な変化は見られなかった」とある。

    ただ、実際に禁煙をするにあたり、身近に禁煙治療を受けられる医療機関があるかどうかは、男女ともにどの年代でも「分からない」が最多である。情報の周知と禁煙意欲のある人とをどう繋げるかが課題だ。

    政府は「がん対策推進基本計画」で2022年度末までに成人の喫煙率を12%に下げる目標を掲げている。現在、オリンピックに向けて屋内の禁煙規制が議論されているが、五輪開催を抜きにしても、世間の風向きが嫌煙の方向にあるのは間違いないようだ。



    (出典 news.nicovideo.jp)


    <このニュースへのネットの反応>

    臭いんだよなあ本当に


    金が無いだけだと思うんですけど(名推理


    親がたばこ吸ってたから嫌煙厨になった人は結構いるかもね、みなさんも子供の前ではたばこは控えよう


    継続的に金のかかる娯楽だしな


    そもそもタバコに使うぐらいなら趣味に使うって話


    喫煙者は減っても道端に落ちてる吸殻は一向になくならないねぇ。


    納税額が減ってなにが嬉しいんだ?


    吸わされてたってだけだと思うよ。


    喫煙は身体に悪い。身体に悪いことはしたくない。当たり前。というか今の若い世代は保険で煙草吸うことのリスクを画像つきで習うから


    お酒の時は「若者の酒離れが深刻」とかだったのにね


    これだけ値上げ&規制で雁字搦めにして行けばそりゃ減るわ。車の灰皿もデフォじゃなくなりつつあるようだしなあ


    喫煙者が隣で作業してると臭いがきつくていつも気分悪くなる。早く喫煙率0%になる事だけを願う


    結局嗜好品じゃないか。金が無くて吸えるもんじゃない。


    ヒント:人口自然減


    喫煙率が下がると同時にアル中への圧力も高まる 個人的にはとても喜ばしいね その勢いでアル中共も滅べごみクズ


    大変喜ばしい。


    私の周り、喫煙者しかいないや・・・低学歴低所得おまけに田舎者だからだな。


    すいません。逆でした。ソシャゲがヤニの代用ね


    ヤニがソシャゲの代用になってるだけで言う程変わってないと思うけどなー。


    健康とかはそこまで気にしてないけど煙いし臭いのが嫌い


    教育が行き届けば当然の結果でしょ。本当の能無し知能無しの2割しか吸ってないってことだ。


    >チャレンG いつもながらデマ乙。まあ答えられないだろうが一応聞いとくけど、自動車会社ってどこ?トヨタ?日産?いすゞ?


    ブラックすぎて喫煙する時間もない会社が増えたせいもあるかもね


    少なくとも、車に乗って排気ガス出しまくってる人は、せめる権利ないな。


    このまま人類から消滅してくれればいいよ


    結構な話だ


    喫煙率5%くらいも夢ではない。


    若者の喫煙率が極端に下がっているのは喜ばしいことだね。後20年もすれば団塊のクズの8割位がこの世から消えるだろうから→


    タバコ一箱とマンガの単行本1冊が同じ位のお値段である。私はマンガを選び続けてる。それだけ。


    どうでもいい。


    息は臭くなる、歯はヤニで黄色くなる、呼吸器の重大疾患になるリスクが上がる、そして年々値上がりし続ける。百害あって一理無しでは?


    金しかかからん


    嫌煙する気持ちは分かるが喫茶店の隅っこの隔離された空間で吸うくらい許してくれや


    肺がんの原因はPM系であり自動車の排気ガスと工場のばい煙が原因です。排気ガス規制の強化を免れるために自動車会社が流したデマです


    肺がんの原因が煙草で無いことは既に証明されているので最近は健康被害と言葉をすり替えているのを知ってるか?


    喫煙率が初めて2割を下回る ← 肺がん患者は調査開始から一度も減ったことはなく増加している。喫煙は肺がんの原因ではありません。


    2割とか嘘やろw ま、煙草減らしても排ガスだらけじゃ変わらんけどなw


    吸わないに越した事はない。何よりも自分自身の為に。


    金や時間を使って己の能力を下げるスタイル♪



    英国“スモーカー”記者と考える、外国から見た「喫煙天国ニッポン」の受動喫煙対策
    週プレNEWS

    他人が吸うたばこの煙を吸い込んでしまう――いわゆる「受動喫煙」による健康被害を防ぐために、喫煙に対する規制を強化、床面積30㎡以下のバーやスナック以外は原則、屋内全面禁煙とする「健康増進法改正案」が、自民党内の「規制反対派」の抵抗で結局、今国会での提出を見送られることになった。

    2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、「屋内や公共のスペースでの全面禁煙化」という世界的な流れに合わせて規制強化に乗り出した厚労省だったが、あえなく頓挫(とんざ)…。日本ではなぜ、受動喫煙対策が進まないのか? そして、ヨーロッパなど他の先進国での喫煙規制の現状は?

    「週プレ外国人記者クラブ」第79回は、年々、喫煙への規制強化が進むイギリスの出身で、ご自身は「スモーカー」でもある、英『ガーディアン』紙の東京特派員ジャスティン・マッカリー氏に話を聞いた――。

    ***

    ─いきなり話の本質からは外れるんですが、喫煙を規制する法律を「喫煙規制法」じゃなく「健康増進法」と名付けるセンスって、いかにも「日本的」って気がしません?

    マッカリー ハッハッハ、確かにそうですね(笑)。

    ─ストレートに「喫煙規制」って言うと、喫煙者から敬遠されると思ったのか…。イギリスでは受動喫煙防止の対策は、かなり進んでいるんですよね?

    マッカリー はい、イギリスでは今から約10年前に屋内での喫煙が基本的に禁止されて、公共の場所ではたばこが吸えなくなりました。それより少し前、2004年にアイルランドがヨーロッパ諸国で最初に屋内での原則全面禁煙を導入して、イギリスもその「成功」を後追いする形で同様の規制を取り入れた。もちろん、当初は反対する人たちもいましたが、基本的には人々に受け入れられていると思います。

    ─それ以外にも、イギリスではたばこについては様々な規制があって、日本に比べるとかなり厳しいと聞いていますが…。

    マッカリー そう。まず、たばこの値段がメチャクチャ高いです。20本入りのたばこ、例えばマルボロなんかが、イギリスだとひと箱10ポンドぐらいだから、今のレートだと日本円で1400円以上で、税率は77%もあります。

    また、これまでもたばこのパッケージに「たばこは健康を害します」とか「たばこを吸うとガンで死ぬかもしれません」みたいな内容の大きな警告メッセージと、「がん患者の肺」など健康被害のリスクを示すグロテスクな写真を表示することが義務付けられていたのですが、今年の5月からはさらに規制が強化されて、全ブランド、全銘柄のパッケージデザインがすべて暗い緑色の地味なデザインに統一され、ブランド名、商品名も小さく同じ書体で表示することが義務付けられることになったばかりです。

    受動喫煙対策について言うと、レストラン、カフェ、パブなども原則的にすべて禁煙ですが、カフェやパブなどはテラスや中庭など「屋外」に喫煙スペースを設けている場合が多いですね。あと、イギリスでは道でたばこを吸うことは禁じられていないので、全面禁煙の対象はあくまでも公共のスペースや屋内が基本で、確かに規制は厳しいけれど、たばこを吸うこと自体は不可能ではありません。

    ─日本ではなかなか喫煙規制、受動喫煙対策が進まないですが、その原因はどこにあると思いますか?

    マッカリー 日本の喫煙規制が進まない背景には、ふたつの理由があると思います。ひとつは、日本政府が世界有数のたばこメーカー、JT(日本たばこ産業)の総株式の3分の1以上を保有しており、事実上の「国有企業」に近いこと。もうひとつは日本の「反たばこ団体」、「反たばこロビー」の歴史が浅く、彼らの政治に対する影響力や発言力は少しずつ高まっているとはいえ、イギリスなどヨーロッパと比べると、まだまだ弱いという点です。

    ─イギリスの「反たばこ運動」には、そんなに長い歴史があるのですか?

    マッカリー 僕がまだ子供だった70年代前半には、すでにASH(Action on Smoking and Health)という反たばこ団体が活発に活動していましたからね。そうした動きに反対して、喫煙者が「たばこ吸う自由を守れ」と訴えるFOREST(Freedom Organization for the Right to Enjoy Smoking Tobacco)という団体もあったけど、そうした喫煙に関する長い議論を経て、反たばこ団体の発言力が増してきたんですね。

    ─喫煙に対する規制の緩い日本は、海外の人たちからどう見られているのでしょう?

    マッカリー 今から15年近く前のことになりますが、当時まだ子供だった僕の妹が初めて日本を訪れた時、タバコを自由に吸える場所が多いことに驚いていました。中国を除けば、屋内や公共スペースでの禁煙が多くの国で一般化した今、海外から日本を訪れる外国人にとって、「喫煙天国ニッポン」の状況は、確かにあまりポジティブなものではないかもしれませんね。

    ─そうした懸念の解決策が「2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて…」という、今回の規制強化案だったと思うのですが…。

    マッカリー 僕もオリンピック・パラリンピック開催というのは、喫煙規制を強化するいいタイミングなのではないかと思います。東京都の小池百合子知事も規制強化には賛成の立場ですよね。ただし、麻生財務大臣が国会で肺がんについて「たばこってそんな関係あんのっ?」と公然と言ってしまうように、自民党内には喫煙規制に強く反対する人たちが数多くいて、彼らは規制強化がたばこ農家や喫煙者の反感を呼び、「選挙で不利に働く」と考えているから、規制強化に対して非常に消極的ですね。

    ─ちなみに、マッカリーさん自身は「スモーカー」ですが、規制強化には賛成の立場なんですか?

    マッカリー そうですね。正直、僕も「たばこはやめなきゃな」と思いつつ、簡単にはやめられないし、値段がメチャクチャ高くなるのもツライですが…(笑)。屋内や公共のスペースでの全面禁煙はイギリスや他のヨーロッパの国々でも受け入れられていますし、受動喫煙を防ぐという意味でも基本的に良いことだと思います。

    麻生さんがなんと言おうと、たばこによる健康への悪影響は科学的に証明されている事実ですから、喫煙の規制は「公衆衛生の問題」として真剣に取り組むべきだし、特に受動喫煙による健康被害を防ぐ対策はきちんと整備する必要があるでしょう。

    ただし、喫煙者としての立場から言わせてもらえば、単に「体に悪いから」という理由で、たばこそのものを全面的に禁止するのは反対ですね。他にも体に悪いものなんてたくさんあるわけだし。

    (取材・文/川喜田 研 撮影/長尾 迪)

    ●ジャスティン・マッカリー










    ロンドン大学東洋アフリカ研究学院で修士号を取得し、1992年に来日。英紙「ガーディアン」「オブザーバー」の日本・韓国特派員を務めるほかTVやラジオでも活躍



    (出典 news.nicovideo.jp)

    タバコが嫌われる理由は吸った人もその人が吐いた煙を吸った人も体を悪くしてしまうところですね。子供が近くにいるのに家の中でタバコを吸ったり、寝タバコで家を燃やしたり・・・あまりいい印象はありません。

    <このニュースへのネットの反応>

    嘘をつくでないぞ。貴公の国では路上喫煙は規制しとらんだろうに。つうか白人って煙を吐くように嘘をつくよな


    日本人の意識は外国と異なるガラパゴス状態。日本人の常識は世界の非常識。太平洋戦前の日本と似てますね


    外人に言ってもらわないといかんの?これだから嫌煙厨はwww


    日本は外圧でタバコ規制の後押しをするしかないですね。日本だけだと財務省自民党JTの利権団体による圧力で先に進みませんから


    日本人よりも外国人の方が日本のタバコ事情に詳しい?日本は隠蔽されてきた証拠ですね。中国と変わらないんじゃ?


    イギリスは建屋内はうるさいけど外は無法地帯。愛煙家側からしたらイギリスのほうが天国という声聞くけど、無いものねだりですかね~


    最近ニコニコニュース煙草記事ばっかり取り上げてない?そんなに対立を煽りたいのか


    本人の身体に悪いだけなら自己責任で済むけれど、周りの他人の身体にも悪いという辺りが煙草が嫌われる原因だと思います。


    幸福度最下位目線すき


    愛煙家なんだけど吸殻をポイ捨てする人は好きになれない。一時期ジュースのポイ捨ても問題視されたけど今ではすっかり見なくなったね。


    イギリスは*天国だけどね


    タバコの経済効果と医療費とで差し引きしたとしても、お前らニートどもよりはタバコは社会に貢献しているのは明らかwww


    まるで禁煙先進国みたいに紹介してるけどブリ公くっそ路上でタバコスパスパ吸っとるぞ。二択アンケートを吸い殻の数で決める位に身近や


    路上喫煙が酷い国が室内喫煙だけ見て批判しなさんなよw


    自民党ではたばこ農家の関係上いろいろあるんでしょうね。なんだかんだで民主党政権時の鳩山内閣時にたばこ大増税できたわけで。


    アメリカやフランスの方が喫煙天国だろ。


    タバコの販売は国がコントロールできるのだから、販売しなければ喫煙規制とかしなくて済むのでは?


    イギリスは路上喫煙可なんだな 他所が屋内喫煙禁止にしてるからと言って安易に追従を叫ぶのは問題だろう


    >イギリスでは道でたばこを吸うことは禁じられていない…は?歩きタバコ野放しとかワロスw


    嫌煙厨の俺でも屋外禁煙を先行させて屋内全面禁煙は依存症患者には厳しい。屋外は歩きたばこを違法にするレベルまで下げていいのでは?


    いや、東京の特に23区には屋外で禁煙区域多いし、それで屋内アウトにしちゃどこで吸えとって話 特に五輪見に来た外国人が戸惑いそう


    タバコのニュース多いなぁ~流行ってるの?


    屋外吸い放題ならどちらも喫煙天国だと思いますが。屋内飲食店なら「その店に入らない」という形で完全分煙ができていますし。


    英国並み 車に18歳未満が同乗すると車内は喫煙不可になるよ。


    未成年が入店可能とする店は喫煙室を作るか全面禁煙にしておく方がいいのは確か。


    この人ホリエモンみたいな顔してるな


    未だに車の窓からポイ捨てしてる人が居るの見ると意思疎通出来る気がせん


    受動喫煙や健康被害どうこうよりもマナーの悪さを要因として規制派に回ってるわ。あいつら根本的に屑なんだもん


    本気で屋外喫煙の方が良いと思うんだが。閉鎖空間内で吸う方が良い現状の考えはまともだとは思えん。


    移民天国イギリス


    喫煙者はモラルが欠けている、これはゆずれない事実。


    英国並みにしようか(野外喫煙規制なし)


    英国並みに「屋外喫煙天国」にしてくれるのはありがたい(笑)


    従業員の健康被害が問題。本人がいいと言ってもX線や石綿が舞い散る職場に無防備で入れさせられないだろ?


    もう煙草も違法薬物にすればいいじゃん。害毒のある煙を撒き散らすものを合法にするならあらゆる面で矛盾が起こる。


    極一部のヤニカスの意見で大多数の人間の健康を冒していいのか?


    喫煙者が喫煙規制推進に賛成なのか。矛盾しているようで意識の高さも感じられる。


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