アルコール



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    1 ばーど ★ :2017/10/15(日) 18:48:37.65

    アルコール依存症患者は国内で約5万人が治療を受け、推計では100万人を超す。過剰飲酒を繰り返す予備軍も多く、本人や周りの家族らが早めにリスクに気づき、飲酒量を減らす、断酒するといった対策に乗り出すことが大切だ。アルコール・薬物の依存症治療に詳しい埼玉県立精神医療センターの成瀬暢也副院長は「みんなで楽しく飲んでいるうちはいいが、一人で飲む回数が増え、飲酒のコントロールを失っていくと要注意です」と警鐘を鳴らす。

    生活習慣病のリスクを高める飲酒量

    (出典 lpt.c.yimg.jp)


    ■真面目で不器用な患者、分かって

     適度の飲酒はストレス解消に役立つ面もあるが、飲み過ぎの習慣化は心身のさまざまな病気につながる。例えば、厚生労働省は成人男性で1日当たりの純アルコール40グラム以上、成人女性で同20グラム以上摂取した場合、生活習慣病リスクを高めると注意を促している。
     純アルコール20グラムとは、ビール類(アルコール度数5%)中瓶1本(500ミリリットル)▽缶酎ハイ(同7%)1缶(350ミリリットル)▽ワイン(同12%)グラス2杯弱(200ミリリットル)▽日本酒(同15%)1合弱(170ミリリットル)▽焼酎(25%)0.5合強(100ミリリットル)▽ウイスキー類(40%)ダブル1杯(60ミリリットル)―に相当する量だ。
     多量の飲酒を繰り返すと、アルコールの「効き目」が落ちて気分良く酔えなくなる。そのため、より多く、アルコール度数の強い酒を飲むようになるなど悪循環に陥る。
     会社の退社時間が近づくとビールが無性に飲みたくなり、飲酒量が増え、泥酔して暴力を振るうなどの問題を起こしても修正できない―。そんな人がいたら、もう依存症患者だろう。アルコールが切れると手が震える、気持ち悪くなる、あせをかく、眠れなくなるといった離脱症状(禁断症状)が出てつらくなることもあり、一人でも飲んでしまうのだ。
     成瀬副院長は「アルコール依存症になる人は、自己中心的でいいかげんな人が多いという偏見があるが、それは飲酒の結果であって、実はきちょうめんで真面目、不器用な人が多い」と説明する。その特徴として挙げるのは(1)自己評価が低く、自信が持てない(2)人を信じられない(3)本音を言えない(4)見捨てられる不安が強い(5)孤独でさみしい(6)自分を大切にできない―の6点だ。
     「飲まなければいい人、というタイプがとても多い。周りの人はそのイメージを持って本人と関わってほしい」。成瀬副院長は、患者と対等の立場にあることを自覚し、敬意を持って接することが望ましい対応だと指摘する。

    ■若い女性の飲酒リスクに懸念も

     近年、アルコール依存症の専門家の間で懸念されている問題の一つに、若い女性の飲酒リスクがある。昨年の国民健康・栄養調査によると、生活習慣病のリスクを高めるアルコール量を摂取している女性の割合は9.1%で、5年前より1.6ポイント多かった。男性の割合(14・6%)に有意な変化が見られないのに対し、明らかに増加傾向だ。
     「女子会」が盛んで、若い女性をターゲットにした酒のコマーシャルも当たり前の時代。既に08年の厚生労働省研究班の調査で、女性の飲酒者の割合が20代前半で男性を上回ったという報告も出ている。
     女性は男性と比べ、「お酒に弱い」体質。同じ飲酒量でも、体格差に応じて肝臓が小さいためアルコールの分解速度が遅く、血液中のアルコール濃度が高くなり、早期に依存症になりやすい傾向がある。アルコール性肝障害が進行して肝硬変になるのも、男性より早いとされる。
     成瀬副院長によると、同センターを受診する女性のアルコール依存症患者は30代から始まる。「主婦なら、子どもたちが大きくなって自分の手を離れ、ぽつんと取り残されたという空虚感から飲酒し、患者になるのが典型的な例。こうしたきっかけは、うつ病などの精神疾患と変わらない」
     他にも、子育てや夫婦仲、嫁・しゅうとめの関係など、原因となるストレスがはっきりしているケースが女性には多い。 

    ※以下省略 見出しのみ 全文はソース先をお読み下さい

    ■心配なのは定年男性、早めの治療を

    ■再飲酒を責めず、居場所つくって

    配信10/15(日) 17:35
    時事通信
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171015-00010000-jij-sctch&p=1


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    アルコールはなぜ水分補給にならない?脱水予防で尿意は我慢してもいい?医師に聞いた
    教えて!goo ウォッチ

    スポーツやサウナの後のビールをやめることができないという人はいないだろうか。「教えて!goo」にも「ビール≠水分?」という質問が寄せられていた。「スポーツの後のビールの美味しさは『生きていてよかった』とさえ思います」という質問者が、「ビール≠水分」という点に疑問を呈している。そこで兵庫医科大学の教授で「教えて!『かくれ脱水』委員会」の委員長でもある服部益治先生に、なぜビールなどのアルコールは水分補給にならないのか、アルコール以外の水分補給にならない飲み物は何があるのか、逆に水分補給におススメの飲み物、はたまた熱中症のこの季節、脱水を防ぐために尿意を我慢してもいいかなどを聞いてみた。

    ■アルコールはなぜ水分補給にならない?

    まずは最初の疑問、ビール(や他のアルコール)を飲んでもなぜ水分補給にならないと言われるのか、その理由を聞いた。

    「水分を補給しても、腎臓は尿として水分を体外に排出します。この尿が増加することを利尿と言います。利尿作用が強い飲み物は、補給しても思ったほど水分が身体に残らないというわけです。アルコールは腎臓の血液の循環を増やし、結果的に尿が増えます。ビールなどのアルコールを飲むと、飲んだ以上に排尿があります。夜中や朝にのどが乾くのを経験した方もおられると思います」(服部先生)

    摂取した以上に尿として排出してしまうので水分補給にならないという。利尿作用の強い飲み物には、他にどんなものがあるのだろうか。

    「カフェインを含む飲み物も利尿作用を増加させます。カフェインが多いのは、玉露のお茶、コーヒーなどです。一方カフェインが含まれないのは、麦茶、杜仲茶、ハーブティー、水などです。夏に向かう季節は、発汗が増加することで脱水症に陥り、熱中症になりやすいのですが、昔から夏の飲み物の代表である麦茶は重宝します」(服部先生)

    カフェイン、アルコールを含む飲み物は水分補給にならないどころか、逆効果ということだ。

    ■水分補給には経口補水液とスポーツドリンクがベスト

    では、水分補給をしたい場合は何を飲めばよいのだろうか。

    「身体から汗や尿で身体内の液体(体液)を失った場合の補給は、電解質(ナトリウム、クロール、カルシウムなど)を補充する液体を飲みましょう。経口補水液や甘さ控え目でナトリウムが多いスポーツドリンクは、利尿作用が少なくおすすめです。昔の人は経験的にひとつまみの塩と麦茶、塩をかけたスイカなどで蒸し暑い季節を乗り切っていました。素晴らしい生活の知恵です」(服部先生)

    ここは定番の経口補水液やスポーツドリンクがベストな選択と言えるようだ。塩分と季節の野菜や果物も摂取したい。

    ■脱水症にならないために尿を我慢してもいい?

    ただ、水分補給をしたくてもなかなかできない状況もあるだろう。脱水症にならないために尿を我慢してはどうだろうか。

    「尿意を我慢してはダメです。我慢をすることは、膀胱袋に大きな負担をかけます。膀胱炎や過活動膀胱という病気の原因になります。これからの季節、見える汗以外にも、呼吸や皮膚表面から蒸発する見えない汗(不感蒸泄)で、身体からは想像以上の液体(体液)が失われています」(服部先生)

    なんと、目に見えない水分の消耗もあるという。

    「熱帯夜に向かうこの季節は、昼間以外に睡眠中も要注意です。発汗が多いと感じたとき、身体から失った成分に近い経口補水液は、熱中症の背景にある脱水症の予防対策に即効性があります。自宅に常備するとともに、高温や多湿で熱中症注意報の日に外出される場合も、持ち歩きをお忘れなく」(服部先生)

    脱水症予防のために尿を我慢することは論外だ。それよりも常に経口補水液を常備、携帯していつでも飲めるようにしておくことが大事とのこと。今年は例年以上に暑い夏が予想される。みなさんも十分に対策をして、健康的にこの夏を乗り切ってみてはいかがだろうか。

    ●専門家プロフィール:服部益治
    医学博士。兵庫医科大学(小児科学)教授。他に、教えて!「かくれ脱水」委員会(委員長)、日本小児科学会(専門医)、日本小児保健協会(理事)、日本腎臓学会(指導医、専門医)、兵庫県小児科医会(理事)、日本夜尿症学会(常任理事)などを歴任。「教えて!『かくれ脱水』委員会」では、深刻な脱水状態の一歩手前を「かくれ脱水」と名づけ、「かくれ脱水」に対する正しい知識と予防方法・対処方法を広く伝えていくことを目的としている。メンバーには、医療や福祉の専門家が集結している。

    教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)



    (出典 news.nicovideo.jp)


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