https://www.cnn.co.jp/business/35130814.html
空き家があふれる日本、定住希望者には「家をあげます」
2019.01.03 Thu posted at 18:26 JST
奥多摩(CNN) 井田孝之・直子夫妻は4年前、東京都奥多摩町にある2階建ての一軒家を無料で譲り受けた。
井田さん一家はそれまで直子さん(45)の実家で暮らしていたが、田舎で大きな庭付きの家に住みたいと考え、奥多摩に引っ越したという。
直子さんは「(新居は)たくさん修理しなければならなかった。でも、田舎の方に住んで大きな庭を持ちたいといつも願っていた」と語る。
無料の家と聞くと詐欺のようにも聞こえるが、今、日本は住宅の戸数が世帯数を上回るという独特な不動産問題に直面している。
ジャパン・ポリシー・フォーラムによると、2013年は5200万世帯に対し住宅の数が6100万戸だった。そして、この状況は今後さらに悪化すると見られている。
国立社会保障・人口問題研究所の予測では、日本の総人口は現在の1億2700万人から2065年までに約8800万人にまで減少する。つまり、今後住宅を必要とする人はさらに減るということだ。若者は田舎から都会に仕事を求めて流出し、日本の田舎は「空き家」として知られるゴーストハウスに取りつかれるようになる。
同研究所は、2040年までに全国の900近くの町や村が消滅すると予想しており、奥多摩もその中に含まれている。その意味では、空き家の無償譲渡は町の生き残り策とも言える。
人口増加を目指す奥多摩町若者定住化対策室の新島和貴さんは「奥多摩町は2040年までに消滅が予想される東京の3つの町の1つだということが2014年にわかった」と語る。
(リンク先に続きあり)
家
ワイ、森に20万円ほどの小屋を建ててそこで生活したい
「自動車に住む」ことを選ぶ若者がアメリカでは増えつつある
2017年9月3日 18時0分 GIGAZINE(ギガジン)
http://news.livedoor.com/article/detail/13561112/
アメリカの住宅は、庭付きで日本とは比べものにならないほどゆとりのあるスペースを持っているというのが一般的な認識です。しかし、アメリカでは近年、自動車や狭小アパートに住むという人が若者を中心に増えているそうです。
Why it's becoming cool to live in your car - or a 150-sq. ft. apartment - CSMonitor.com
https://www.csmonitor.com/USA/Society/2017/0821/Why-it-s-becoming-cool-to-live-in-your-car-or-a-150-sq.-ft.-apartment
アメリカでは、若い世代を中心に「家を所有しない」という価値観が広まっています。これは、「住宅を購入せずに賃貸住宅を選ぶ」というものだけでなく、「自動車で生活する」という人の急増を意味しているそうです。
シアトルの郊外に「住む」28歳の女性ショーナ・ネルソンさんは、SUVタイプのフォード・エクスプローラーを根城にしています。後部座席は取り払われて、動物柄のブランケット付きのベッドを備えており、寝転んだ状態で本を読むためのランプもあります。
ネルソンさんは、駐車違反のキップを切られたりレッカー移動されたりしないと確信すると、眠りにつくとのこと。
1年前から自動車で寝泊まりを始めたネルソンさんは、「おそらくワクワクすることのないアパート暮らしのために月に1200ドル(約13万円)を費やすべきか、それとも旅行に1200ドルを費やすべきでしょうか?」と話しています。